月の眼の少年

2003年10月4日
母が言ったのは『リストラ』
『リストラ』が犯罪を増加させている理由の一つにあると思う。
そう言った。
最初こそ意味が解らなかった。
しかし冷静に考えていくうちに理解、納得できた。

『リストラ』にあった人たちは社会不適合者の烙印を押される(一般的に)
それは自分が社会に必要とされていない証明であり、証拠である。
社会に必要とされていない。
それは死刑宣告に近いのではないだろうか?

自分が生きる居場所が無い。
自分が生きている証明が出来ない。

そう思った―思ってしまった人たちが、自暴自棄になり犯罪を犯す。
それは最も簡単で、最も原始的な『生きている証明』なのだから。

 

犯罪が増加する理由の一つが『リストラ』であるならば、それを無くせば犯罪は減るのではないだろうか?
その方法の一つとして
《一人一人の賃金を減らして多くの人を雇う》
という案を上げた。
社会のために働いているという意識。
それを多く創れたのなら、犯罪は減るのではないか?
一件良い案に見えるが実際はどうなのだろう?
いや、現実的・経済的にどうなのだろう?
今現在の物価の高さを鑑みるにこれで生活していけるのか不安が残る。
ただ、今現在のように《一人一人の賃金を上げて少数の人を雇う》
よりは良いような気もする。
 
 
 
そんな事を話した土曜日の朝食。
 
 
ちなみに我が家ではこういった会話が日常的に流れます。


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